2014年11月9日日曜日

おかげで燃料代タダ、原木しいたけの栽培とお餅つき


おはようございます。日曜日、いかがお過ごしでしょうか。

11月に入り、Farmer's House SAWAでは原木しいたけの栽培とお餅つきが本格化しております。

ところで、原木しいたけとお餅、一見何の関係なさそうですが、実は原木しいたけの栽培をしていることで、お餅つきにかかる燃料代がタダになっています。


もち米を蒸す釜戸

と言うのも、石臼で何臼もお餅をつくためにはけっこうなペースでもち米を蒸し続けなければなりません。

そこで釜戸の出番になるのですが、使い終わったしいたけのホダ木(廃ホダ)はしいたけを生やし尽くしてかっすかすになっているため燃え付きがよく、この釜戸の燃料にぴったりなのです。そして、燃料代が全くかかりません。



新聞に点火し、廃ホダを細かく割ったものから少しずつ太いものを入れていけば簡単に火がつきます。

また、燃え尽きるのが早いので、お餅つきが終わった後もすぐに消えてくれて安心です。なので、薪ストーブなどの燃料にはおそらくあまり向いてないんじゃないかと思います。たぶん。


ちなみに、家のお風呂のボイラーも灯油とともに薪も使うことができるハイブリッド仕様になっており、ここでも廃ホダが活躍していたりします。

灰は畑に入れたり、野菜やハーブにかけたりしており、遥かなるしいたけに思いを馳せながら最後の最後まで気持ち良く使い切れています。


中村 彰宏




こういうの、いろいろマスターしたいんですよねぇ。