2016年4月28日木曜日

お知らせ(2016-4-28)

市内で販売されていた乾燥しいたけから基準値を超過した放射性物質が検出されたとの記事を見かけました。もちろん、ファーマーズハウスさわとは一切関係のないものなのですが、消費者のみなさまには不安に感じる方もいらっしゃると思いますので、お知らせです。

・放射性物質の基準値を超過した乾燥しいたけの販売について(いわき市保健所)
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1461746970187/index.html

この保健所からのお知らせによりますと、該当の乾燥しいたけには食品表示の貼付もなく、加工者(生産者)も調査中とのことですので、きちんとした栽培管理されたものではなく、自家用として栽培していたようなものを検査もなく出荷してしまったのではないかと思われます。

そもそも放射性物質の基準値以前に、食品表示の貼付のない加工食品は販売できません。食品表示がないとどこで生産されたものかもわかりません。これは加工者とともに販売店でしっかりと管理すべきことです。さらに、しいたけの販売には菌床か原木かの表示が必要です。

本来、しいたけの出荷には農林事務所と連携し、植菌前の原木、植菌してほだ化した後のほだ木、発生したしいたけについてすべて放射性物質の検査を行い、これらをクリアする必要があります。

人の口に入るものですから、安全性について細心の注意を払うことは大前提です。多くの事業者が一生懸命栽培に取り組んでいる中でこうした出来事はとても残念です。


ファーマーズハウスさわとしましては、改めて気を引き締め頑張っていきたいと思います。


しいたけのほだ化

さて、植菌の終わったしいたけの木は、ほだ化がちゃくちゃくと進んでおります!