2025年11月13日木曜日

蔵のある風景

蔵のある風景

蔵のある風景。


蔵のない風景

蔵のない風景。


蔵跡の更地

更地。


先日、蔵を取り壊しました。

東日本大震災の際に、壁や扉、屋根などだいぶ壊れたのですが、柱に傾きはないらしいとのことで、そのままになっていました。

しかし、ここ数年で内部がかなりひしゃげてきてしまいました。

崩れて手が付けられなくなる前にどうにかしなければと思い、業者に頼んで解体してもらいました。(相当きれいに解体・撤去して頂きました。本当に感謝しかありません)

この蔵は、登記簿上は建築年が明治20年と書かれているのですが、これは登記法ができて登記したということだと思われます。

その後、不確かな情報ながら明治22年頃に改築したらしいので、はじめに建てられたのはおそらく江戸時代じゃないかと思います。

今まで当たり前にあった建物がなくなると、なんだかすごく広く感じますね。


中からは、いろいろ出てきました。江戸時代頃からの文書なども多数あり、非常に興味深いです。

まだ全く整理しきれていませんが、片付け中に撮った写真を一部だけ。

磐城名産梨

「磐城名産 本場 梨」


馬具 鞍

「馬の鞍」


絵葉書

「絵葉書」


ちなみに、出てきた家関連の文書に関しては叔父がいろいろ調査しているようです。


さて、あとは楽しい建物滅失登記です。先人の知恵を借り、自力登記を試みます。