2020年5月30日土曜日

低コストかつ汎用的なICT環境の構築(基礎編)

農業においてもICT化は今後を見据えて考えていかなければならないテーマです。

特に考えるべきは、さわのような小さな農園においてどのような効果を期待して導入していくのかという部分ですね。

そうした時に、現状で確実な省力化、低コスト化が可能なのがバックオフィス業務ではないかと思います。

とりあえずPC1台あれば取り組むことができますからね。





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今回はまずバックオフィス業務のICT化に向けての基礎的な環境構築について書いてみます。


【ネット回線】

有名どころの個人向け回線であれば、概ね何でもいいかと思います。余計なオプションは付ける必要ありません。無線LANルーター(Wi-Fiルーター)などは自前で用意した方がある程度の期間で見れば安くなります。

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追記(2020-6-1)

NURO光はセキュリティ的にやばいって話 (安全に使うための方法) - Qiita

回線のセキュリティの話ですね。仕事で使うのであれば尚のこと気をつけたいですね。
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それから、重要なことはプロバイダメールを仕事で使わないことです。何かあってもプロバイダを変更できなくなってしまいます。


無線LAN・ネットワーク機器(Amazon)


【PC】

オーバースペックなPCは必要ありません。

Microsoft Officeやセキュリティソフトの延長もいりません。これだけでだいぶ安くなるはずです。

必要なものは後から必要なものだけ購入しましょう。

私は最低限の構成のMacBook Air(11-inch, Early 2014)とASUSのVivoBook X207NAを使っています。(関連投稿:安いパソコンを使いこなす!(ASUS VivoBook X207NAの場合)

そこそこ年季が入ってきましたが、後述のようにバックアップは常にとっていますので動かなくなるその日まで使うつもりです。


パソコン(Amazon)


【オフィスソフト】

ここからは私のパターンを紹介しつつ。

主にGoogle ドキュメント、スプレッドシート、スライドを使っています。最近はGoogle Apps Scriptによる業務効率化にも取り組んでいます。まだまだ勉強中ですが便利です。

相手先とファイルのやり取りがあり、互換性の問題などでMicrosoftのOfficeアプリを使いたい場合にはWeb版のWord、Excel、PowerPointを使います。

Googleアカウント、Microsoftアカウントがあればどちらも無料で利用できます。

ただし、MicrosoftのWeb版 Officeアプリには一部使えない機能(例えばマクロなど)があり、フル機能を使うためにはデスクトップ版が必要です。こちらは有料です。

また、AppleでしたらPages、Numbers、Keynoteが無料で使えます。


オフィスソフト 総合ソフト(Amazon)


【バックアップ】

無料のGoogle ドライブ(15GB)とMicrosoft OneDrive(5GB)を併用して必要なファイルは全てリアルタイムにバックアップしています。(過去のキャンペーン、ボーナス等でそれぞれ15GB→19GB、5GB→30GBに増量済み)

クラウドストレージはスマホや他のPCとの同期も楽で便利です。

一方、容量的には外付けHDD等に全く歯が立ちません。とはいえ、Google ドライブでは「高画質」でアップロードされた写真とGoogle ドキュメント、スプレッドシート、スライド等は容量にカウントされないため、ほぼほぼ事足りてしまいます。

今のGoogleアカウントは14年くらい使っていますが使用している容量は5.7GBです。

容量が足りなくなったら追加購入が可能です。ただ料金がサブスクリプションなので、優先度の低いものは外付けHDDなどに放り込んで容量内に収めるのも手かと思います。


外付けドライブ・ストレージ(Amazon)


【セキュリティソフト】

MacBook Airはアバストというソフトの無料版、VivoBookはWindows 10に標準搭載(無料)されているWindows Defenderを使っています。

無料のものを使っていて問題が発生したことはありませんが、個人情報やお金関係のやり取りを多々する場合はサポートのある有料のものを使った方がいいかもしれません。

しかし何より一番大切なことは危険な行動をしないことです。

差出人の分からないメールに添付されたファイルを不用意に開かない。リンクを踏まない。常にURLを確認する。検索する。よく分からないアプリやソフトをインストールしない。あやしい広告に触れない。などなど。


ウイルス対策・セキュリティソフトストア(Amazon)


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ということで、ぽちぽち書いてみました。

必要とするスペック以上のものを用意してしまうとけっこうびっくりするような費用がかかってしまったりしますので、常にどこまで必要かを考えておくことが肝要です。

Googleアカウント、Microsoftアカウントがあれば無料で相当いろいろなことができます。Web会議なども可能ですね。




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2020年5月18日月曜日

夏の準備2020(と雑記)

5月も半ばですね。


田植え

天気にも恵まれ、無事に田植えが終わりました。


キクラゲの芽

キクラゲはかわいい芽ができてきました。6月には収穫を始められそうですかね。


原木椎茸 ホダ化

今年植菌のホダ木。白っぽく見える部分が椎茸の菌です。小径木はもうだいぶ菌がまわっていますね。例年になく菌がまわっているので夏場の高温には注意しないとです。


原木椎茸栽培

今年から古ホダ木での露地栽培を本格的の始めようと準備中です。まずは様子を見ながら環境を調整していきます。写真の場所は日光が当たりすぎるので遮光シートが必要ですね。

古ホダ木は6月より販売いたしますので、ぜひご家庭でも原木椎茸を育ててみてください。



UFOズッキーニの定植。今年で自家採種7世代目になりました。今年は紙マルチで省力化の実験をしています。うまくいくといいのですが果たして…。

この他、ミニキュウリ、ミニトマトも定植しました。わくわく。

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先日、「家族経営の農業の兼業化という方向性」(2020-4-26)という投稿をしましたが、個人的に農業以外の仕事を始めました。

委託でパソコンまわりの業務をあれこれお手伝いする感じです。

声をかけてもらったのですが、良い機会かと思いやらせていただく事にしました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による今回の急激かつ強制的な生活様式の変化の中で、これまで頭の中でもやもや考えていた農業のかたちや働き方、価値観の輪郭が少しはっきりしてきたように思います。

拡大路線をとらず、業務の改善・効率化を愚直に積み重ねていけば最終的には時間的な余裕がある程度できてきます。

その余裕をどう使っていくかということですね。

また農業以外の仕事以外にもうひとつ、在野で研究を始めようかと思っています。

まぁ、大学院生時代も何の成果も出せずに終わりましたので、気張らずぼちぼちやっていこうかと思います。





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2020年5月3日日曜日

Visa LINE Payカードが届きました。まずは1年間メインカードとして利用予定です。

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キャッシュレスとポイ活まとめ
※こちらで新しい投稿から一覧にしています。
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Visa LINE Payカードが届きました。デザインは東京2020オリンピック限定の赤にしました。



2021年4月30日までの初年度は還元率3%になります。

タッチ決済も付いていますし、とりあえず1年間は固定費の支払いなど含めてメインで使ってみたいと思います。

先日作ったエポスゴールドカード紐づけKyash Card(還元率最大2.5%)は1年間待機ですね。Kyash Cardでファイナルアンサー感あると言っておいてなんですが(笑)、まぁ3%は1年限定の反則技みたいなものですからね。

2年目以降は還元率1%になりますが、LINEポイントクラブの特典が充実しているので、ゴールド(チャージ&ペイ還元率2%)以上のランクを維持できそうであればスマホ決済のメインとして使えそうです。

LINEポイントクラブ | ランクアップで特典をゲット!

年会費は1250円(税別)ですが、初年度は無料、2年目以降も年1回の使用で無料になります。


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マイルは貯めていないので、クレジットカードは還元率と付帯の保険などの特典で生活に合わせてフォーメーションを組んでいます。

作る際はなるべくキャンペーン狙い、もしくはモッピーなどのポイントサイト経由でポイントをもらいつつ、年会費は基本的に無料(条件付き含む)のものを選んでいます。

現在は目的別で利用中4枚、海外旅行保険用2枚、解約候補1枚の計7枚所持です。

計画的に利用している分にはデメリット皆無ですが、管理できなくなりますと途端にまずいので私はスプレッドシートに入力し把握するようにしております。



・関連投稿
Kyash Cardが届きました。ひとまずキャッシュレスのファイナルアンサー感があります。

自営業でもエポスゴールドカードのインビテーションをもらうことはできるのか。


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2020年4月26日日曜日

家族経営の農業の兼業化という方向性

家族経営の農業の兼業化という方向性について。

私が就農した際は、両親が兼業で農業を営んでいました。

そこから専業化したわけですが、もともとは両親も専業で農業をしていました。

兼業化の原因としては、中国産の輸入生しいたけが増加したことで1998年頃から値段がとても安くなってしまったのですね。当時は基本的に市場出荷で、そのため経営が厳しくなり兼業化したそうです。

ちなみに、直後の2001年4月には、生しいたけ、ねぎ、畳表の3品目についてセーフガード(緊急輸入制限措置)の暫定発動がなされています。

(当時のことあまり知らなかったので資料をあたってみたら、日本の商社が開発輸入で張り切りすぎた結果みたいですね。)

しかしながら、人間万事塞翁が馬で、両親の兼業化という選択は非常に良い形で今につながっているように思います。

農業外の収入が得られるようになり、かつ農業へ費やすことができる労働力が減ったことで、やるべきことを最小限に絞り込んだスリムな経営になったのですね。

そして、スリム化していたからこそ、再度専業化するにあたって複合化や多角化(6次産業化)を効果的に行うことができました。


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今回の新コロナウイルス感染症(COVID-19)や昨年の台風19号に直面し、農村で農業を営むことの価値を一層意識するようになりました。

農業・農村の多面的機能とされるものですね。(農業・農村の有する多面的機能:農林水産省

今まで知識としてはありましたが、何というか実感をともなうレベルに達しました。

当然、経済的な価値を追求した、いわゆる儲かる農業のようなものは産業として必要です。何はともあれ、食料生産こそが農業の本分ですからね。

一方で、身近な田畑や山の中で農業をすることでそれなりに生活が成り立ち、結果として多面的機能が発揮されるという形も、これからめちゃくちゃ大事になってくると思います。それこそ実感として。

そしてこの形においては、専業であるか兼業であるかは関係ありません。重要なのは土地を農業利用しているかどうかです。

であれば、トータルとしてより良い形を求めたときに家族経営の農業において今改めて兼業化が最適解となり得るパターンも大いにあるのではなかろうか、どうだろうか、などと最近はそんな事を考えたりしています。



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2020年4月18日土曜日

これまでの振り返り、今後の指針など(2020-4)

いやはや、大変な世の中になってしまいましたね。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が全く見通せない状況ですが、本日の大雨然り、今後も台風、地震、その他もろもろ併発の可能性が大いにあり得るところで、一切油断できません。

ファーマーズハウスさわでは、これまで通り守りの農業経営に徹していきたいと思います。

収入保険 加入一年目の感想【農業保険】(2019-11-28)

災害が頻発・激甚化する時代をどう生き抜くか(2019-10-30)

守りの農業経営 〜1年間売上がなくても事業を継続できる状態〜(2018-6-8)

【農業経営】6次産業化への取り組み方(2018-5-26)

【農業経営】経営安定化に向けた方策(2018-5-16)

結局のところやるべきことは、適切な経営の規模設定をした上で、自分たちが提供できる価値の最大化するとともに地道な経費節減に励む。これしかないと思っています。


また個人としては、趣味と実益を兼ねた生活費の最少化にコツコツ精を出しながら、一方で身の回りの経済を回すためにも使うところではしっかりと使っていきたいと思います。今後、社会全体が緊縮モードになれば、より一層お金の使い方が大事になってくる気がします。

生活費の最小化で強い生存基盤を作る。(2019-12-18)

【家計の見直し】電気の契約を基本料金0円の「楽天でんき」に変更しました。【電力自由化】(2019-12-1)

【節約】UQ mobileの新「スマホプラン」に変更。家族割適用でトータルお得に!(2019-10-8)

人口減少・少子高齢化の時代を生き抜く節約術(2019-3-22)

【農家の年金】「農業者年金」と「個人型確定拠出年金(iDeCo)」はどちらを選ぶべきか(2018-2-24)


それから、普段はいわきと佐野の二拠点で生活しているのですが、4月になってからは行き来をやめています。

今は無理をしてリスクを上げるのは避けようということで、私はいわき、妻は佐野でそれぞれ頑張ることにしました。

また、うたた寝しながら常磐線と水戸線と両毛線に揺られる日々を楽しみにしています。


災害&災害&災害の時代ですが、乾眠したクマムシのようにしぶとく端っこの方で生きていきたいと思います。




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UFOズッキーニの芽

今年、最省エネモードでUFOズッキーニの種まきをしたところ大失敗。茎を千切る虫(?)に壊滅させられました。

ということで、大慌てで再度種まき。失敗したと思しき部分は改め、今度は今のところ元気に育っています!

UFOズッキーニは今年で自家採取7世代目になります。30年程度で在来種と呼ばれるようになる(らしい)という話なのであと23年です!在来種になったら名前はメンダコズッキーニにしようと思います(笑)。

世の中で何が起ころうと、人の都合なんてお構いなしで季節がめぐればまた栽培シーズンが始まります。農業の大変なところですが、いいところでもありますね。


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2020年4月13日月曜日

Kyash Cardが届きました。ひとまずキャッシュレスのファイナルアンサー感があります。

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キャッシュレスとポイ活まとめ
※こちらで新しい投稿から一覧にしています。
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新しいKyash Cardが届きました。色はNavy。

先日入手したエポスゴールドカードと組み合わせれば還元率を最大2.5%にすることが可能です。

それから、Google Pay登録済みのKyash VISAカードによるQUICPay+利用分についてもポイント還元対象となりましたね。

新しいKyash CardにはVISAのタッチ決済も搭載されています。

スマホにしろカードにしろ、やはりかざして決済できるのは利便性高いですね。

キャッシュレス、ひとまずポイント還元率、利便性ともにKyash Cardでファイナルアンサー感があります。まぁ、すぐに移ろうものなのでわかりませんけどね。

あとは、アプリで決済限度額などを設定できるようになりましたが、セキュリティ面がどうかですね。

使ってみたいと思います。


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キャッシュレスとポイ活、趣味を兼ねつつ取り組んでおりますが、決済のポイント還元と合わせてモッピーなどのポイントサイトをコツコツ使っていると意外と貯まります。

生活を変えるほどのインパクトはないものの(笑)、年間で考えればちょっとした旅行ができるくらいは、という感じでしょうか。

悲しみに暮れたポイント投資も、じわじわ戻してきました。

それとは裏腹の実体経済が怖くて仕方ないところではありますが…人はたくましいですからね。

私も、一日一日しっかりと生きていきたいと思います。


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2020年4月12日日曜日

栄養成分表示(推定値)の計算用スプレッドシート 【無料】(スプレッドシート /Excel)

食品表示法が2015年4月1日より施行され、消費者向けに販売される予め包装された加工食品及び添加物の栄養成分表示が義務付けられました。2020年3月31日に5年間の移行経過措置期間が終了し、この4月1日より完全義務化となりました。(詳しくは消費者庁のページを参照してください。)

ただ、商品数が多かったりしますと、全ての商品の分析を検査機関に依頼するというのも難しいかと思います。けっこうかかりますからね…。かと言って、自分で計算するのもなかなか大変。

ということで、「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会)から推定値として熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、 食塩相当量の5項目を計算する簡単なスプレッドシートを作ってみました。


ダウンロード(無料)はこちらから → 栄養成分計算用シート

Google スプレッドシートです。PCでGoogleアカウントにログインした状態で、リンク先にて「ファイル」から「コピーを作成」で編集可能なファイルが作成されます。(スマホからだとコピー作れないみたいです、たぶん。)

エクセルで使いたい方はファイル作成後にMicrosoft Excel(.xlsx)形式でダウンロードすれば使えます。




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【計算手順】

1. 「成分表(本表)」のシートから該当する食品名(原材料)を探す。

Ctrl+Fで検索すると便利です。見つからない時は表記が異なっている可能性があるのでひらがな、カタカナ、漢字、いろいろ試しましょう。

2. 食品名の索引番号(C列)を「原材料・分量の入力」のシートのA列に入力する(半角)。

3. 分量をB列にg(グラム)で入力する(半角)。

4. 全ての原材料について1〜3を繰り返す。

5. 「栄養成分の計算結果」のシートに結果が出ます。

初期設定では100gあたりで結果が計算されるようになっていますが、A2セルの値で変更できます。

※ 入力が必要なセル部分は薄黄色になっています。

※ 計算する項目を増やすなどの改変はご自由にどうぞ。

※ 原材料の入力欄は50行分作ってありますが、必要であれば行を追加して数式をコピーしてください。
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自分で表から索引番号探さなければいけないあたり若干のアナログ感否めませんが、まぁ電卓でパチパチ計算するよりは楽だと思います。

それから、調味料等の重量換算が必要なものは「『栄養摂取状況調査のための 標準的図版ツール(2009 年版)』に基づく重量目安表(2009 年版)」( 国立健康・栄養研究所)(PDF)が参考になります。


β版なので、何か不具合などあったらごめんなさい、教えてください。

便利にお使いいただけましたらぜひ投げ銭よろしくお願いします!(pring ID: sawa)


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自作ツールで削れるところはうまく削るのが経費節減のコツであります!が、大した価格ではなくこういうものも販売されいますね。


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