2023年6月4日日曜日

雨ヒヤリ

先日の雨はヒヤリとしました。

豪雨はぎりぎり逸れてくれましたが、それでも釜戸川の水位はだいぶ上がったようです。これからの梅雨、そして台風、本当に心配です。



災害の頻発、激甚化により、本当にいつ何がどうなるか分かりませんね。明日、突然潰れ得るということを、深く深く胸に刻んでおかねばなりません。

また、最近思うところとして、農業の労働集約型から資本集約型産業への変化によって、災害への耐性、というか災害でダメージを受けた際の復活の難易度が上がっているような気がしています。主に資金的な部分で。

「そりゃそうだよね。だから資本力つけなきゃね」と言われればそれまでなのですが、家族経営を中山間地域や中山間地域との境のような場所でやっていくには、やはり少しやり方を考える必要はありそうです。


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2023年5月30日火曜日

ChatGPT で専門知識を備えた栽培アドバイザーロボットを作りたい

以下、ChatGPT で栽培アドバイザーロボットを作り始めての雑感です。

基本的な作り方は簡単で、LlamaIndex を使って大規模言語モデル(LLM)である ChatGPT に専門知識=外部データを接続します。今回の場合であれば、作物の栽培方法等が外部データになります。

(LlamaIndex の仕組みについては、こちらのページの説明が分かりやすかったです→「ChatGPTで独自データを利用できるLlamaIndexはどんな仕組みで動いているのか?調べてみました | DevelopersIO」)

LlamaIndex は、Python のライブラリですが、LINE bot を作るにしても、スプレッドシートと連携するにしても、GAS (Google Apps Script) から応答を得られる形にした方が簡単かと思います。なので、GCE (Google Compute Engine) 上で Flask を使って Web API にすることにしました。


そんなわけで、ひとまずシイタケの害菌のデータをサンプルの外部データとして、Web API にするところまで実際に作ってみました。万が一、勝手に使われたりすると破産しかねないのでアクセスキーなども設定しました。




・参考にさせていただいたページ



感想としては、「いかに使えるデータを収集・反映していくか」。結局、これに尽きますね。

栽培方法の概論的なものをはじめ、病害虫の特徴や防除方法、さらには、日々の気象情報や農作業の中で取得したデータ等、これらをいかに収集して適切に反映していくかということですね。

逆に、ここさえうまくできるなら、だいぶ何でも作れそうな気がします。コツコツやっていきます。




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2023年5月27日土曜日

農業の労働集約型から資本集約型への移行によって発生しうる問題について(ChatGPT May 24 Version 使用)

農業の労働集約型から資本集約型への移行は、技術革新や自動化の進展に伴って行われることがあります。この移行には潜在的な問題がいくつか存在します。以下に、農業の資本集約化によって発生しうる問題をまとめました。

  1. 雇用機会の減少: 資本集約型の農業では、労働力の需要が減少するため、農村部や農業労働者にとって雇用機会が減少する可能性があります。これにより、農村の人口流出や雇用機会の不均衡が生じる恐れがあります。
  2. 農村経済の衰退: 労働集約型の農業は、農村経済の重要な要素となっています。資本集約化によって農業が減少し、地域経済が衰退する可能性があります。これにより、地域の持続的な発展や農村コミュニティの維持に影響を及ぼす可能性があります。
  3. 技術格差とデジタルデバイド: 資本集約型の農業には高度な技術や機械が必要です。技術へのアクセスや導入コストの高さにより、農家間の技術格差が広がる可能性があります。また、農村地域のインフラやデジタル化の遅れにより、デジタルデバイドが生じる可能性もあります。
  4. 環境への影響: 資本集約型の農業は、大規模な機械や化学物質の使用を伴う場合があります。これにより、土壌の健康や水質に悪影響を及ぼす可能性があります。また、大規模農業が自然環境や生態系に与える影響も懸念されます。
  5. 農産物の品質と安全性への影響: 資本集約型の農業では、生産効率や生産量の向上が重視される傾向があります。一方で、品質や安全性への注意が軽視される可能性もあります。化学物質の過剰使用や品種の一元化によって、農産物の品質や栄養価が低下する可能性があります。また、農薬や肥料の不適切な使用が、環境への悪影響や食品安全上のリスクを引き起こすこともあります。
  6. 地域の食料自給率の低下: 資本集約型の農業は、大量生産や輸出志向が強い傾向があります。これにより、地域の食料自給率が低下する可能性があります。依存度の高い輸入に頼ることで、食料安全保障の脆弱性が生じる可能性もあります。
  7. 地域の農業多様性の減少: 資本集約型の農業は、経済的に効率的な作物や品種に特化する傾向があります。これにより、地域の農業多様性が減少し、伝統的な農作物や地域特産品の生産が減少する可能性があります。これは、文化的な遺産や地域の特性の喪失をもたらす可能性があります。
  8. 農業の持続可能性への影響: 資本集約型の農業は、短期的な生産効率や利益最大化が重視されがちです。しかし、長期的な持続可能性や環境への配慮が不足する可能性があります。土壌の健康や生態系の破壊、水資源の乱用などが懸念されます。

これらの問題は、労働集約型から資本集約型への農業の移行に伴って発生しうるものですが、適切な政策や取り組みによって、これらの課題に対処することが重要です。農業の持続可能性、地域の経済的な安定性、食料安全保障などをバランス良く考慮しながら、資本集約型の農業の発展を進める必要があります。また、技術の普及や教育の強化、社会的なインクルージョンの促進なども重要な要素となります。


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「農業の労働集約型から資本集約型への移行と問題点」について調べていたら、ChatGPT からいい感じの回答を引き出せた(気がした)のでブログのそのままペタッと貼り付けました。


・関連投稿


コケモモときな粉
コケモモ(犬)ときな粉(猫)の戯れ


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2023年5月26日金曜日

povo2.0 と IIJmio で5分以内通話かけ放題+10GBのちょうどいいスマホプランを作る

Rakuten最強プランや UQ mobile のコミコミプランの出現で、もうこれでいいんじゃないか感が出てきました。

(前提として、自宅がドコモ回線入りません笑)

ただ欲を言えば……個人的にはもう少しライトでいいので、ちょっと安いとうれしい(日本通信の「合理的みんなのプラン」くらい)。尚且つ、いざというときのために、複数キャリアの回線を確保しておきたい。

ということで、povo2.0 と IIJmio のデュアル SIM 体制にしました。

① povo2.0 は、「5分以内通話かけ放題」をトッピングして550円。au 回線

IIJmio は、ギガプランのデータ eSIM 10GB で1,100円。ドコモ回線

合計1,650円になります。


通話に関しては、月に550円も通話をしないことの方が多いので、トッピングで5分以内通話かけ放題を付けずに楽天でんわ等を使ってもいいのですが、そうすると povo2.0 で利用するトッピングがなくなるので(データ通信は IIJmio の方が単価が安い)、ひとまず回線の維持費と思って付けることにしました。

また、注意事項を確認すると「月の途中で通話トッピングを購入した場合、定額料は満額かかります(当面の間は日割りとなります)」とのことなので、日割りになるようです。

ちなみに、データ通信はドコモ回線なので自宅では繋がりませんが、Wi-Fiが飛んでいるので通話が可能であれば問題ありません。


しばらくこの体制で使ってみようと思います。どんなものでしょう。


(povo2.0 は MNP で物理 SIM を頼んだのですが、平日の午前10時頃に手続きして翌日午前中にはもう配送されました。めちゃ早い……!)


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畑の様子です。

ミニキュウリの定植

ミニキュウリ、ミニトマト、UFOズッキーニのの定植が進んでいます。今年は、ミニキュウリを少し多めに植えています。

(うちのような家庭菜園くらいの規模であれば)米袋マルチは、収穫が終わる頃に消えてなくなるので回収の手間がなくとてもおすすめです。

キクラゲは、6月上旬には収穫がはじまりそうです。

いやー、夏になりますねえ。わくわく、そわそわします。


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2023年5月18日木曜日

【定期】家計の見直し(2023年5月)

家計に関して、もう手を入れるところはないかな……と思っていても、やはり少しずつ改善できる点が出てきますね。

経営と家計が一体化した家族経営では、家計の最適化が心強い生存基盤になります。翻って、家族や自身にとって本当に価値あるものが何なのか、確認する良い機会になります。


・今年の固定資産税と自動車税は au PAY で支払い


今年の固定資産税と自動車税は au PAY で支払うことにしました。

au PAY は、au PAY カード以外のクレジットカードからのチャージが月あたり5万円までなってしまったので、5万円以内で分割して支払っています。チャージには、エポスゴールドカードを使っています。


・MIXI M を使い始めました


やっと使い始めました。MIXI M は、前払いでチャージして使うタイプのモバイルウォレットアプリです。

エポスゴールドカードでポイントアップショップに設定したうえで利用すれば1.5%プラスアルファの還元率になります。

Amazon や MonotaRO 等のネットショップでの支払いの他、JCB ブランドでバーチャルカードを作ったので QUICPay が使えるところで重宝しそうです。


・スマホは UQ mobile povo2.0 と IIJmio で運用


紆余曲折の結果、スマートフォンは UQ mobile のくりこしプランS +5G とIIJmio のギガプラン(データ eSIM)5ギガの組み合わせで落ち着きそうです。それぞれ990円と660円で、合計1,650円になります。

通信容量が足りなそうな時は IIJmio の方で調整します。通話は楽天でんわを使います。

くりこしプランM +5G 単体でいいんじゃないかとも思ったのですが、いざというときに au 以外の回線も使えるようにしておいた方が安心です(IIJmio のデータ eSIM はドコモ回線)。料金としても若干下がりますね。

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・追記(2023-5-25)

UQ mobile と IIJmio でいく!と落ち着こうとした矢先に UQ mobile の新プラン発表がありました。結果、若干ややこしくなり、好みではなくなってしまいました。

コミコミプランならばよさそうですが、あんなには通話もデータ通信も使わないのですよね。

ということで、これを機にちょっと気になっていた povo2.0 に MNP して、povo2.0(5分以内通話かけ放題 550円)と IIJmio(ギガプランの10GB/ドコモ回線/eSIM 1,100円)のデュアル SIM で使ってみようと思います。料金はトータルで1650円です。

UQ mobile には長らくお世話になりました。
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・イオンの株主優待はとてもよい


妻とともに『RRR』にドハマりして以来、映画館で観るべき映画は映画館で観た方がいいということになり(RRRを映画館で観れて本当によかった…!)、ちょこちょこと映画を観に行っています。先日は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観てきました。

そんな映画鑑賞の際に活躍するのが、イオンの株主優待としてもらえるオーナーズカードです。イオンシネマであれば、1,000円で映画を観ることができます。さらに、ポップコーンか飲み物が付いてきます。最高です。

6月からはしばらく閉まっていたイオンラウンジも再開するようなので、こちらも楽しみ。イオン株、意を決して買ってみてよかったです(笑)。


・個人賠償責任保険と弁護士特約は入っていた方が安心


このところ、本当に災難だよなあ……という事案をいくつか見聞きしまして、個人賠償責任保険と弁護士特約は入っておいた方が安心だなと改めて思いました。

現状、個人賠償責任保険は、日本生命の「まるごとマモル」に入っています。保険金額が無制限で、示談交渉も付いています。保険料は年間で1,990円です。

弁護士特約は、自動車保険に付帯させて日常・自動車・人格権型のものに入っています。今の時代、日常生活での事故や人格権にも対応してもらえる状態にしておくととても安心な気がします。

節約にあたっては保険の入りすぎに注意とよく言われますが、いざというときに取れる選択肢を増やしておくことは重要です。


・その他


6月から、とうとう東北電力も25%程度の値上げがなされるようです。もちろん仕方のないことですが、けっこうなインパクトですね。意識的な節電で対策していくしかないですね。


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先週末に、かすみがうら市水族館に行ってきました。けっこう近場なのに、不覚にも水族館があることを知りませんでした。


かすみがうら市水族館

外観は本当に水族館?というような見た目・サイズです。しかし、中の展示はというとめちゃくちゃよかったです!


入場券購入窓口のスタッフ方が、アルビノのクサガメについて「さっき初めてエサ食べてくれたんですよ〜」と、楽しげ説明してくれて、もうその時点で最高。


アルビノのクサガメ


派手さはないですが、丁寧な展示でとても好みです。生き物もいきいきしている気がします。


ウーパールーパー



牛久で発見されたオオサンショウウオ。めちゃデカい。


オオサンショウウオ


前方を歩いていたご家族の方が「ここはとてもいい水族館だ」と言っているのが聞こえてきたのですが、全くの同意です。おすすめです。

かすみがうら市水族館


かすみがうら市水族館で、行ったことがある水族館が23館になりました(妻は25館)。


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2023年5月13日土曜日

徒然じゃない日々(24)


夏野菜の準備が着々と進んでおります。

今年も、キクラゲ、ミニトマト、ミニキュウリ、ズッキーニを中心に栽培していきます。

より良い栽培体系を求めて、少しずつ少しずつ改良していますが、なかなか完成形というのは見えてきませんね。奥深し。

職業としてはさておき、農業っておもしろいですよね。初夏の肉体労働は、身も心もウキウキです。



とか言っているときが一番危ないので、あまり浮かれ過ぎず、安全に、健康に、無理せず農作業に精を出したいと思います。




そういえば、昨日ふと思い立ちまして、こっそり運用していた「最寄りのアメダス」と「栽培データ検索システム」という2つのサービスを終了させました。

アクセスを見てもほぼ使われていなかったようですが、サービスの作成はとても良い勉強、経験になりました。

ただやはり、メンテナンスの時間などを勘案して、継続するよりもさっぱりとやめて余力を作った方がいいなという判断です。

また何か次のものへと繋げられればいいなと思います。


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2023年5月8日月曜日

【読書】東大卒、農家の右腕になる。 小さな経営改善ノウハウ100(佐川友彦・著)

所属している団体で著者の方をお呼びするかも、ということで読んでみました。

 
東大卒、農家の右腕になる。 小さな経営改善ノウハウ100(佐川友彦・著)

著者の佐川氏が阿部梨園で行った経営改善をまとめた『阿部梨園の知恵袋』は、公開当時にニュースか何かで知り、拝見したことがありました。

本書は、左川氏が農家の右腕(基本的に生産活動はしない)になるまでの経緯と、なってからの阿部梨園での活動を記した第1部、具体的な100のノウハウを載せた第2部という構成になっています。


読んでみて、まず全体として共感する部分が多かったです。情報のオープン化については特にですね。

私は実家に戻って就農したので、家族経営の農業の中でコツコツ小さな経営改善をやり続ける大切さは本当に身に染みています。(このブログはその記録でもあります)

紹介されている経営改善の内容自体は、専門性を必要とせず、一般的なサービスの利用やちょっとした工夫の数々です。プラスを生み出すのではなく、惰性でマイナスになっている部分を一つずつ丁寧に埋めていくというイメージですね。

乱暴に言ってしまえば、誰にでもできることではあるのですが、じゃあ経営者自身が日々の農作業の合間を縫って改めて冷静な目で経営全体を俯瞰して、根気強く改善を実行していけるのかと言ったらけっこう難しいと思うのですよね。得意不得意もありますし。親元就農では、やりたくても世代間の衝突があってうまく進まないという場合も多いでしょう。

そこで、著者のような人材の出番となるわけですね。

おそらく、今まで(10数年前くらいまで?)であれば県や市町村の担当部署や JA、有志の団体等がある程度似たような役割を担っていたのかもしれませんが、現代社会のスピード感にはなかなか追いつけていない(部分が多い)のが実情なのかなと思います。

(一方で、今後、人工知能をはじめとしたテクノロジーがどの程度この辺の役割を代替できるようになるのか、もしくはできないのかというのは気になるところ)

昨今、農業も厳しい状況の中にあります。しかし、焦って雑に攻めの一手を打つと、かえって自身の首をしめることになりかねません。まずは細かい改善の積み重ねで足元を固め、安定した経営体制と十分なゆとりを作ることが肝要なのかなと思います。財政基盤が脆弱で、労働力に限りがある小規模農家であれば尚の事ですね。


最後に、本書に関係ありませんが……

私も農業に限らず相談を受けてアドバイスやお手伝いをするといった機会がたまにあります。小規模事業体の場合、よく分からないからと事務機器やソフト等を業者に丸投げするのは基本的にやめた方がいいですね。

最初はよくても、徐々に必要なものと乖離してきます。しかし、途中でやめたら違約金が発生。いざ、経営改善を実行しようとしたときに大抵足を引っ張ります。


***

ゴールデンウィークは、夫婦共通の友人の結婚式で横浜に出かけました。久しぶりに学生時代の友人に会えて楽しかったです。


カワスイ川崎水族館

帰りに、初のカワスイ川崎水族館へ。2020年に開館したそうです。お出かけ先では水族館に行くのが定番になっています。


ピラルクーの栞

お土産にピラルクーの栞を買いました。


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