2014年9月3日水曜日

山葵味のわさびの木(モリンガ、マルンガイ)

わさびの木

着々と増えつつあるハーブですが、来春まで厳しい戦いが予想されるハーブが入りましたのでご紹介したいと思います。その名も「わさびの木」です。

「わさびの木」と言うだけあって、葉・花・樹皮・鞘などにわさび(山葵)に似た香味があるそうです。もちろん、わさびとは全然別の植物です。また、「モリンガ」とか、「マルンガイ」(フィリピンのタガログ語読み)とも呼ばれます。

根から茎、葉、花、実に至るまで、ほとんど一本丸ごと利用できるうえに、多様な栄養素を豊富に含有、さらには二酸化炭素の吸収量がとても多かったりと、なんだか本当にすごい木らしいです。確かに、数多あるハーブの葉っぱの中で、ちょっと目を離した隙にコケモモ(犬)にもマメ(猫)にもかじられていました。わさび味って犬や猫にとっても美味しいのでしょうか。

そんなとてもすごそうな木なのですが、もともと東南アジアの方から来た植物なので冬期にも5℃以上の温度が必要なのだそうです。この辺りだと冬場の寒い日はビニールハウス内でも5℃以下になってしまうので、ミニビニールハウス in ビニールハウスで対応しようかと思っています。無事、春を迎えることができるのでしょうか。

去年の場合、オリーブは越冬できましたが、沖縄出身のマングローブの木のヒルギとドラゴンフルーツのサボテンはだめでした。わさびの木には何とか耐え抜いてもらいたいところです。


中村 彰宏





・外部リンク
ワサビノキ属 - Wikipedia