2018年3月3日土曜日

【6次産業化】「椎茸農家が作る椎茸の佃煮」と「佃煮屋さんが作る椎茸の佃煮」

6次産業化の肝は付加価値の上乗せです。

少ない農地でも、加工や販売で付加価値を積み上げることで農業経営を成り立たせることができます。

また、一口に6次産業化と言っても栽培を起点としてどのようにでも展開することができます。ここに大変奥深いおもしろさがあります。

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たぶんですが、

椎茸農家が作る椎茸の佃煮」と

佃煮屋さんが作る椎茸の佃煮」って

同じ佃煮でも求められているものが違うと思うのです。

例えば、同じ魚料理でも漁船の上とお寿司屋さんで食べたいものってちょっと違うじゃないですか。

このちょっとした違いが、農家が加工品を作る時に大事にしなきゃいけない部分なんじゃないかと思います。

より具体的には、素材を生かして味を作りすぎないということだと思っています。(思っていても、いざ作ると毎度迷路に迷い込むのですが)

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6次産業化によりお客様に対してどんな価値を提供することができるのか。常に考えていきたい思います。


原木椎茸の佃煮