2014年9月27日土曜日

秋のあれこれ 2014

ヒガンバナ(曼珠沙華)

川の土手でヒガンバナ(曼珠沙華)がきれいに咲いていました。まだ数は少ないですが、ちゃんと草刈りやっていれば増えますかね。

ヒガンバナは中国から帰化したと考えられているそうなのですが、日本にあるヒガンバナは種子では増えることのできない三倍体で、遺伝的に同一であることから中国から来た最初の1株から全国に拡がったらしいです。なんとも壮大な話です。


琉球オモチャウリ(オキナワスズメウリ)

琉球オモチャウリ(オキナワスズメウリ)は葉っぱが枯れてところどころ実が赤くなってきました。途中、生長がいまいちかなとも思ったのですが、実はけっこう生りました。


琉球オモチャウリ(オキナワスズメウリ)の実

赤くなってきた実を1つ割って中の種の様子を見てみたら、まだやわらかかったのでもう少し待った方がいいみたいです。見た目は水風船ですね。


ナルトサワギク

こちらは庭の一角でイヌタデと名前を知らないかわいらしい黄色い花が咲いていました。何て言う花だろうと図鑑で調べたのですが載っておらず、ネットであれこれと探したところ、どうも特定外来生物(指定第二次指定種)にも指定されている「ナルトサワギク」というマダガスカル原産の帰化植物でした。

日本では西の方で拡がっているみたいなのですが、なぜか福島県いわき市でピンポイントで見つかっているそうです。しかも、場所は隣町の泉町だそうで。ということは、やっぱりナルトサワギクですかね。

ちなみに全草毒なうえに、繁殖力がすごいらしいので注意が必要です。


中村 彰宏