昨今、夏の高温化、資機材・燃料の高騰と、栽培体系そのものを見直し、再設計しないといけないところまで来ているように思います。
原木椎茸栽培でも、ホダ化工程の夏場の高温は積算温度の不足と害菌の発生を招きます。
昨年はその対策として、通風を改善、遮光・遮熱シートを追加し、エンジンポンプでの散水の頻度を上げるという対応をとりました。
そんな風に手間もコストもかけて対策したにも関わらず、やはり例年よりも害菌の発生は多く、おそらく積算温度も不足気味で、収量としてはいまいちという結果になってしまいました。
下の写真は昨年6月頃の様子です。
そこで今年は、次の写真のように、これまでとは全く異なるホダ化の方法を試すことにしました。
これまでのようにホダ木を井桁に組んで伏せ込むのではなく、低く棒積みにしています。
いつも栽培指導をしていただいている方にやり方を教えていただき、思い切って切り替えました。
当然、広いスペースが必要となりますが、ちょうど今年から植菌本数を減らしていたため既存設備内のスペースで十分間に合いました。
細かい説明は省きますが、従来の方法と比べて手間もコストも大幅に減らせます。曰く、「横着伏せ」とのこと。
これで今までのやり方よりも良いホダ木ができ、収量増となればかなりうれしいですね。
うまくいくよう、頑張ります。
***
何事も後手に回ると足し算足し算の対応になり、いつの間にかジリ貧になってきます。
やはりどこかで思い切った引き算をすると、ガラッと見える景色が変わったりしますね。

