2013年8月31日土曜日

三升漬け −唐辛子 × 麹 × 醤油−


今年たくさん栽培した唐辛子を使って三升漬けを作りました。材料は唐辛子、麹、醤油。せっかくなので唐辛子は秘伝のブレンドです(辛くなり過ぎないように、ちょうどいい大きさに育っていたものを適当に)。



まずは、唐辛子をフードプロセッサーで刻みます。包丁で刻んでもいいのですが、激辛唐辛子なんかは、下手に素手で触ると大変なことになります。細心のご注意を。できたら使い捨てのビニール手袋などを使って作業した方が安全です。



刻み終えた唐辛子。間違ってもこの唐辛子に触れた手で目や皮膚に触らないようにしてください。ひりひりを一瞬で通り過ぎて、じんじんして寝れなくなります。寝れなくなりました。



この刻んだ唐辛子にほぐした麹と醤油を同量加えてひとまず完成です。全体がうまく混ざり合うように、それぞれの材料を何回かに分けて、少しずつ加えていってください。「三升漬け」という名前の由来は、唐辛子、麹、醤油を1升ずつ混ぜ、合わせて3升になるところからきているそうです(もちろん実際に作る際には、同量であれば1升である必要はありません)。そして、ここから3ヶ月程度漬け込むと食べれるようになります。その後も時間が経てば経つほどまろやかな味わいが増してくるらしいので、今から楽しみです。

それにしても、唐辛子は料理の具材としてはもちろんですが、加工食品の材料としても変幻自在、本当に優秀な食材ですね。品種によっても特徴がかなり異なり、面白さ満点です。


中村 彰宏