2015年7月8日水曜日

オオニジュウヤホシテントウがやばい!(2015)

オオニジュウヤホシテントウ

こちら、テントウムシダマシ(偽瓢虫)とも呼ばれるオオニジュウヤホシテントウ(大二十八星瓢虫)。

ナナホシテントウ(七星瓢虫)などのアブラムシを食べてくれる肉食性のテントウムシに対し、ナスやジャガイモなどのナス科の植物の葉を食べる草食性の困ったテントウムシです。成虫で越冬するほか、今年ジャガイモ畑で育った幼虫が蛹を経て6月〜7月に新たに成虫になります。この新成虫はさらにたちが悪く雑食性で手当たり次第に何でも食べます。


カボチャの葉のオオニジュウヤホシテントウ

そんなわけで、カボチャの葉も・・・


ミニトマトのオオニジュウヤホシテントウ

ミニトマトも葉もこの有様で・・・。とくにナス科のミニトマトは、老いも若きも大好物です。薄く皮を残して食べるので、かじったあとには独特の模様がつきます。

ズッキーニはまだそれほどではないのですが実を収穫した切り口にやっぱりついていたり。恐ろしいことに、その辺の雑草までもがけっこう食べられていたり。昨年まで大してやられなかったので気にしていなかったのですが、オオニジュウヤホシテントウ、大量発生するとやばいです。


予防法としては、葉裏に産みつけてある卵塊や幼虫をあらかじめとっておけばいいそうなんですが、事ここに至っては見つけ次第捕殺するしかないみたいです。

どうしたものか・・・。





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