2022年1月14日金曜日

モバイルルーターでIoT機器を運用する際は自動再起動設定をしておいた方が良さそう。

Raspberry Piで作った温湿度ロガーをビニールハウスに設置しているのですが、Google スプレッドシートにログを取っているため、常時インターネットへの接続が必要になります。


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こんなイメージですね。

ハウスには固定回線がないので、データ専用の格安SIMとモバイルルーターを使ってインターネットへ接続しています。

コンパクトですし、費用も相当抑えて運用できているのですが、肝心のインターネットへの接続がたまに切れるのですよね。たまにと言っても頻度としては数ヶ月に1回程度なのですが、気づかずにずっとログが取れないと困るのです。

調べると原因はいろいろあり得そうですが、対処としては単純で、再起動をすればインターネットへの接続が回復します。

なので、Raspberry Piでインターネットへの接続状況を監視しておいて、切断したらモバイルルーターを再起動……と考えたのですが技術不足でやり方がわからず。

力技になりますが、電源タイマーを使って定期的に電源をOFF→ONするしかないかなぁ、とあれこれ調べていたら使用しているモバイルルーター、富士ソフト「+F FS030W」に「自動再起動」機能が付いておりました!便利……!

いやはや、普通に説明書に書いてありますね(笑)。

(モバイルルーターに標準的に付いてる機能なのかどうかはよく知らず。)



これはひとつ新しいモデル。


「+F FS030W」での自動再起動設定の方法は、管理画面にログイン後に「システム設定」→「端末再起動」→「自動再起動設定」になります。




これで毎日定期的に再起動するので、インターネット接続が切れることは少なくなるはず。

そして、もしも切れたとしても1日以内には復帰するはずです。


やはり固定回線に較べるとモバイルルーターは安定性には欠けますし、IoT機器を使う際には自動再起動を設定しておいた方が良さそうというのが今回の学びでした。


ちなみに、+F FS030Wはバッテリーを抜いた状態でも電源をつなげば使用できますが、複数の機器からアクセスしたりなど負荷がかかると勝手に電源が落ち再起動してしまうので、バッテリーを入れて運用した方が安心です。


せっかくなので引き続き、Raspberry Piから再起動する方法も調べたいと思います。


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