2023年12月18日月曜日

徒然じゃない日々(27)

今年のはじめ頃に以下の投稿をしまして、3つの経営方針を決めました。


1年弱ほど経ちましたので、状況を確認してみました。


方針① - 自己資金の範囲で経営しつつ、効率化を進め、資金や労働力の余力を作り出していく。

→ 物価高による経費増、その他突発的な出費等により、資金的な余力を作ることはなかなか難しかったです。運転資金を厚めに確保しておく(売上高現預金比率50%の維持)という目標を立てているものの、現状まだまだ遠いです。

一方で、労働力≒時間的な余力は、小さな業務改善の積み重ねが効いてきて、それなりに作り出すことができてきました。


方針② - 余力をまた新たに農業、もしくは農業以外の事業に投下。ただし、状況の変化があったときに総崩れにならないように分散を意識する。

→ 空いた時間を利用してプログラマーを始めました。ご依頼を頂き、業務アプリ等を作っています。これには、自作スマート農業をやってきた経験が大変活きました。プログラミング技術はもちろんですが、自身が実務の中で使うものを作ってきたので、使う側の気持ちを考えながらものを作ることができる、というのは強みになっている気がします。

また、プログラマーは、時間を使うのみで資金的な投下がほぼ必要ないので、リスク分散という面でも小規模な農業との相性は良さそうに思います。


方針③ - 新たな事業は、あらかじめ撤退ラインを決めておく。状況によっては、一時的に休むという選択肢も準備しておく。

→ プログラマーとしては、時間の余裕さえあれば働くことができるので、基本的には撤退ラインは考えず、自身のできる範囲で働くという形でよさそうです。

資金を投下する場合には、明確な撤退ラインを決めます。


現状、このようなところです。

作業1つひとつの無駄を省き、コツコツと効率化を進めてきたことで、時間に関しては、それなりのゆとりを生み出すことができるようになってきました。

さわのような小規模家族経営の農家にとっては、総労働時間に対する利益額が重要な指標だと考えています。率ではなく額です。

もちろん、品目ごとには利益率を把握して調整しないといけませんが、経営全体を見る場合は、率で考えてもあまり意味がないように思っています。


また今後、新たに資金を投下するような事業は、少なくとも売上高現預金比率50%を固く維持できるようになってからが安全そうな気がしています。

農業をやっていく上で絶対に避けたいシナリオは、

経費上昇と売価下落による利益圧迫→売上増やさなきゃ→資金を借り入れて規模拡大→さらなる経費上昇と売価下落、加えて人件費増と返済負担増によってますますジリ貧……

となることです。

そうならないためにも、早め早めの準備と、日々慎重な舵取りをしていこうと思います。


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ということで、師走も後半戦ですね。

バタバタですが、穏やかな年末年始を過ごすためにも、しっかり乗り切りたいと思います!


猫玉